
座面張替え- papercord repair -
ペーパーコードを使用したチェアは、8~10年ごとに座面を張り替えるように推奨されています。通常お使いいただく中で、経年劣化により緩んできたり、汚れが染みつき落ちなくなったりします。ですので、消耗品としてお考えいただくのが現実的ではないでしょうか。
ペーパーコードは思いのほか強く、10年程度で切れたりということはまずありません。また、ペーパー、すなわち紙製ですから、水に弱いというイメージもあるようですが、心配はありません。紙を縒って作った紐を3本用い捩じって仕上げたコードで、高い強度と耐久性を持っています。もし水分をこぼして含んでしまっても、乾燥すれば切れたりする心配はありません。
今では、インターネット上でも編み方を案内したところなどもありますが、しっかりと張るためには練習を重ねて習熟する必要があります。
弊社では熟練の職人が丹精込めて仕上げていきますので、納得の仕上がりをお約束いたします。
また、フレームの汚れが取れない、塗装がはがれてしまった等で見栄えが悪くなってしまった場合、木地をサンドペーパーで研磨したり、クリーナーで汚れを落として表面を仕上げなおす、木地リフォームも承っております。
E-comfortは「気に入ったものがいつまでも使い続けられる」ことを大事にし、張替えや修理を通じて「ものを使い捨てしないで、愛着を持ち永く使う生活」を応援しています。
| 作業内容 | 1脚あたりの作業料金 |
|---|---|
| ペーパーコードの張替え作業のみ(材料費込) | 11,500円 |
| ペーパーコードの張替え(材料費込) + 木地リフォーム オイルフィニッシュ | 27,000円 |
| ペーパーコードの張替え(材料費込) + 木地リフォーム ソープフィニッシュ | 27,000円 |
弊社で張替え・木地リフォームをさせていただいた各種チェアを紹介いたします。
木地リフォーム+張替えのCH-24です。見た目も掛け心地もリフレッシュできました
張替えのCH-24ブラックフレームです。10年以上ご使用されてペーパーコードが切れてしまったそうです。
オーク材の木地リフォームです。丁寧に洗浄とやすり掛けを繰り返して磨き上げます。
ペーパーコードの縦と横が交差するところが直線になっています。職人曰く、これがなかなか難しいとの事です。
ビーチ材の木地リフォーム後です。導管に少し黒ずみが残っていますが、きれいに仕上がりました。