| プライウッド材料の特性・性質 |
| プライウッド・成型合板とは、ナラやウォールナットなど1枚の板材を取れるような木材の産地でなかった北欧などを中心にブナ材など剛性の高い材料を使用して、木材を桂剥きのように薄く引いた材料から、何層にも張り合わせることで板を再生産する方法とデザインのバリエーション(曲がった板)などが豊富に製作できるところから広まった生産方法です。 |
| 通常は、価格の安いブナ材などを中に重ね、表・裏面のみにそれぞれの材料の突き板をはり、木材の樹種のバリエーションを製品に与えています。無垢材の家具のオーク材などとは、材料価格といった面ではるかに及びません。日本の一部高級家具のメーカーでは、デザイン性のために張り合わせる材料はすべてナラの突き板を使ったものなどもありますが、極めて少ない例です。そういった意味では、成型合板・プライウッドは、高級材料と呼ばれるのではなく、工業用の量産家具の素材として現在でも盛んに使われています。 |
| 1枚1枚の木を薄く剥いた材料を交互に角度をつけて張り合わせることで強度を持ち、横から見たときのエッジの美しさという木材の新しい付加価値を生み出した製品として70年~80年代、北欧の中でもデンマークが国をあげてプロモーションしてきた家具の加工方法とその製品群が有名です。 |
| 無垢材の家具に比べれば、材料費は、はるかに安く大量生産にのための加工法といえます。従って無垢材で起こりえる収縮などの心配がすくなく、現在では一般的にウレタン塗装での仕上げが多いため、見た目のみの木の美しさを生かした工業製品と考えることができます。 |
| プライウッド特性 |
プライウッド生産工程 |
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| 木材を薄く剥いて一枚ずつ木の皮として仕上げます。その使用材料により、長さ幅など細かく分けて納品されて積まれた写真です。 |
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成型合板の製作工程でおなじみの高周波+プレス機です。下の写真のように成型したい型の間に金属板+電流を流す為の銅板がついています。
上下の金属の間に何枚にもボンドをつけて重ねた突き板を挟み込み、プレス機で圧着します。そのあとに、右側の高周波機から高電圧を流し、突き板を通して流れることに電子レンジのように、間のボンドが短時間で固まります。 |
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| 出来上がった成型合板は、それぞれの部材としてカット・仕上げに廻される順番を待ちます。 |
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| メンテナンス(主にウレタン塗装に対するメンテナンスと使用上のご注意) |
| 通常は,乾いた布で乾拭きをして埃や汚れをふき取ります。それでも落ちない汚れなどは、少し水分を含ませた布や中性洗剤を含ませた布で汚れを落として、乾拭きで水分を落とします。 |
| ウレタン塗装による仕上げは、より工業製品として安定した仕上がりのレベルをもち、オイルなどに比べれば、メンテナンスの面でも楽ですし、黄変などの色の変化が短期間ではおきにくい仕上げです。 |
| 直射日光の当たるところでのご使用は控えてください。ウレタン塗装が劣化します。また、お掃除をするときの付近などに水分を含ませすぎるといずれ、塗装にひび割れが生じ、突き板が浮き上がってくるなどの塗装面が傷んで中の材料に影響を与えてしまいます。 |
再仕上げの場合、プライウッドの表面材を塗装を落とすために磨くことで、突き板をはがしてしまう可能性が高く、通常の木工所・塗装業者さんでも引き受けていただけるところを探すのは難しいです。実際の現物をみていただいて一度相談されるのがいいと思います。カラー塗装は、もちろん可能ですし、木目を生かしたナチュラルなウレタン塗装のみ再度かけ直す事は可能ですが、無垢材の椅子のように新品の状態に近くリフォームするということは、難しい素材です。
どちらにしても、プライウッドは量産品として材料は確かに木材ですが、一生使うようなキーワードとは違う工業製品としてお考えいただくのがいいのではないでしょうか。
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